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学生による学生のためのフリーペーパー「WATCHä!!」 第15代編集長 松藤遥奈さん

北九州に学生による学生のためのフリーペーパーがあることをご存知だろうか?

それは北九州市立大学の学生サークルが制作するフリーペーパー「WATCHä!!」だ。


「WATCHä!!」は、現在、15年間で35号までが発行されている。

企画はもちろん、取材・原稿作成・写真撮影・誌面デザイン、そして広告のための営業活動まで、フリーペーパーの制作にかかる全てを学生で行なっている。誌面内の企業広告のデザインまで行うほど、徹底して学生による制作にこだわっている。


今回は第15代目編集長である北九州市立大学経済学部2年生の松藤遥奈さんにお話を伺った。


<「WATCHä!!」の第15代編集長 松藤遥奈さん>


ー 「WATCHä!!」とはどのようなフリーペーパーですか?

松藤さん 私たち北九州市立大学の学生が制作しているフリーペーパーで、掲載内容の企画段階から制作に関する全ての作業を学生で行なっています。現在は年2回、1回当たり5,000部を発行し、市内の大学を中心に配布しています。メインターゲットは市内在住の大学生で、内容は街の魅力や街に暮らす人にフォーカスしたものが多いです。


ー 「WATCHä!!」の制作に携わることになったきっかけは?

松藤さん 私と「WATCHä!!」との出会いは高校1年生の時。北九州市立大学のオープンキャンパスに参加した時、偶然「WATCHä!!」を目にしたんです。それが学生によって作られていることを知って、本当に驚きました。そして、自分もこの大学で「WATCHä!!」を作りたい!と思うようになりました。その後も新しい「WATCHä!!」が楽しみで、毎年オープンキャンパスに参加して、その思いはますます強くなっていきました。そして大学に入学し、実際に制作に携わることができました。


<高校生時代の松藤さんが運命的な出会いをした「WATCHä!!」29号>


ー フリーペーパーの制作の経験は?

松藤さん もちろん、入学するまで経験はありませんでした。私たちのサークルでは、3年生になるとサークルを卒業するため、2年生が編集長を務め、制作の中心的な役割を担います。そのため1年生の間に、2年生の先輩から制作に関わるスキルやノウハウを教えてもらい、身につける必要があります。私も1年生の間に先輩から様々なことを教わりました。ただ、実際に編集長となってみると、まだまだ学ばないといけないことがたくさんあると感じています。特にデザインに関しては、専門書を読んだり、他の雑誌を参考にしたりと、日々勉強しています。


ー 「WATCHä!!」の制作過程は?

松藤さん 現在は毎年2号を発行しています。企画段階から含めて約半年をかけて制作しています。毎号、主要メンバーでその号のテーマを決め、その後、メンバー全員で企画を出し合い、その中から実際に掲載する企画を決めていきます。メンバーそれぞれが関心を持った企画に携わりながら、取材や写真撮影、原稿作成を進めていきます。また、それぞれが営業、制作、企画といった役割を持っていて、広告協賛集めや誌面デザインなどを担当しています。制作担当でもある私は、ほとんどの企画の立ち上げ段階から誌面デザインまで全般的に関わっています。


ー 制作にかかる費用は?

松藤さん 全て広告協賛という形で費用を賄っています。地元の企業の皆さまから多くの広告協賛をいただいています。中には長年、広告を掲載していただいている企業もあります。本当に感謝しています。また、印刷・製本にあたっては、地元の印刷会社の方に大変お世話になっています。慣れない校正作業への対応や製本にあたっての紙質へのこだわりなど、そういったことにもいつも快く相談に乗っていただいています。そういった皆さんの支えで「WATCHä!!」が発行できていることに、本当に感謝しています。


ー 最新号は?

松藤さん 2019年11月に35号です。35号は私が編集長として初めて制作しました。約半年間の制作期間をかけて完成した時には、本当に嬉しくて、そして大きな達成感を感じました。校了前の3日間はほとんど睡眠時間なしという状況だったんですが、私自身そんなことができるなんて自分でも驚きでした。


ー お気に入りのページは?

松藤さん 選ぶのは難しいですが、「みんなの腕時計コレクション」(36・37ページ)ですね。メンバーそれぞれが写真を撮ってきて、最終的に私がページのデザインをしています。実は私の家族の腕時計も載っているんですよ。それと表紙のデザインにもかなり力をいれました。表紙のデザインは、手に取ってもらえるかどうか左右する非常に重要なものです。今回はこれまでほとんどなかった黒を基調にして、スタイリッシュなイメージにしたところ、いつもより多くの人に手に取ってもらえているようで嬉しいですね。


<一番上が松藤さんが編集長を務めた最新号の35号>


<35号の松藤さんお気に入りページの1つ「みんなの腕時計コレクション」>


ー どんな人に「WATCHä!!」を読んでもらいたい?

松藤さん メインターゲットは北九州市内の大学生です。「WATCHä!!」を見てもらって、北九州にもこんな魅力的なところがある、魅力的な人がいるということを知ってもらえたら嬉しいです。そして、これから大学生になる高校生にも読んでもらいたいです。私が高校生の時に「WATCHä!!」と出会って進路を考えるきっかけになったように、「WATCHä!!」を通じて大学や街に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。


ー 次号(36号)へ向けての準備は?

松藤さん 2020年5月頃の発行を目指して、これから準備を本格化していきます。36号は私が編集長として制作する最後の号です。そして37号からは、現在の1年生が中心となって制作していくことになります。そのため、制作に必要なノウハウやスキルを1年生に伝えていきながら、一緒に作っていきたいと思います。


ー これからの「WATCHä!!」に期待することは?

松藤さん これまでも「WATCHä!!」は、サイズを変更したり、年間の発行回数を変更したりと、その時々で柔軟に変化しています。テーマや企画も、その時のメンバーが面白いと思えるものにチャレンジしています。これからも変わらず、時代に合わせて変化していき、より多くの人に楽しんでもらえるようになればと考えています。また、関東や関西の大学では多くのフリーペーパーが発行されているのですが、九州では大学発のフリーペーパーはほとんどない状況です。私たちの「WATCHä!!」がきっかけとなり、九州でも多くの大学発のフリーペーパーが発行されるようになればと考えています。


ー 最後にお伝えしたいことは?

松藤さん 私たちはより多くの大学生、高校生の皆さんに読んでもらいたいと考えています。そのために「WATCHä!!」を設置していただける場所を探しています。「WATCHä!!」を設置してもいいですよという方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をお願いいたします。また、広告協賛という形で私たちの活動を支援していただける企業の皆さんも募集しています。広告掲載をご検討いただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします。



今回、初めて「WATCHä!!」を手にとってみて、そのクオリティーの高さに驚きました。それはデザイン的なものだけではなく、企画内容や記事の内容もしっかりとしていて、フリーペーパーの制作に真摯な姿勢で取り組んでいることが伝わってくるものでした。。メインターゲットは大学生及び高校生ですが、ぜひ幅広い人たちに手に取って読んでもらいたいと感じました。大学生の視点で、大学生だからできるフリーペーパーとして、「WATCHä!!」の今後が本当に楽しみです。



<問い合わせ先>

〒802-8577 北九州市小倉南区北方4-2-1 サークル会館3F

Mail:whatcha.web@gmail.com

Instagram:watcha.web

Twitter:watcha_



取材:ソシオファンド北九州 パートナー 菅恒弘

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