北九州市をにぎやかに~北九州まちづくり応援団株式会社の取り組み~

 今回、「北九州まちづくり応援団株式会社」を訪問した。この会社は、中心市街地の活性化を進める目的で、平成17年に地元事業者の有志の出資により設立された会社だ。業務として、小倉中心市街地での共通駐車券事業、小倉イルミネーション運営などの賑わいづくり事業、更に北九州市の指定管理施設である小倉城や小倉城庭園の運営管理など、まちづくりの企画・運営管理を行っている。


 今回は、その「北九州まちづくり応援団株式会社」の統括本部長である原賀一博さんと、まちづくり推進担当の上野由里代さんにお話を伺うことができた。


 この会社の取り組みの中で、最も象徴的な事業活動が11月初旬から翌1月中旬まで開催される小倉都心部の冬の風物詩「小倉イルミネーション」だ。小倉イルミネーションは、2001年11月に「ファンタスティックイルミネーションin小倉」として開催されたのが始まりだ。その後、リバーウォーク北九州、JR小倉駅前(小倉城口・新幹線口)、鷗外橋、チャチャタウン小倉、アミュプラザ小倉などで趣向を凝らした大小様々なイルミネーションを展開するようになった。オープニング点灯式は、参加者3000人の乾杯の発声でイルミネーションを灯し、イルミネーションを花見の桜に例えて楽しもうと云う「大乾杯大会」として開催している。2007年からは名称も「小倉イルミネーション」と改め、まちづくり団体、商工会議所、商店街、大学、ホテル、行政と幅広いメンバーが実行委員会に参画し、その全体を統括する事務局として、北九州まちづくり応援団㈱は活躍している。今では、地元北九州のみならず、九州・山口を中心に、お子様から高齢の方まで多くの方々に親しまれるようになっている。

出所)原賀氏提供


 今年度に入って、新たな事業創出にも取り組んでいる。「まちづくりは、ひとづくりから」というコンセプトのもと、北九州市の自然の魅力を発掘し市民に伝えていく活動として「北九州みずべの学校」をスタートさせた。夏休み期間には、生き物の観察会、投網体験会、紙粘土でのいきものづくりなどのイベントを開催し、参加者から好評を博した。

出所)原賀氏提供


 にぎわいづくりでは「進化を求めていくことが大事」、「毎年同じことの繰り返しでは、すぐに飽きられてしまい、街への集客はうまくいかなくなる」と原賀さんは言う。そのため、毎年開催されるイベントでも、常に新たな変化を取り込み、来場者の満足度を上げる工夫が必要となるようだ。「企画したイベントで参加者の満足した様子を見たり、自分が伝えたかったことや目的が伝わったときに、やってよかったと思える瞬間がある」と上野さんは言う。

「我々の取り組みを理解し共感してくれる人を増やし、いろいろな団体や行政とも繋がり、支援を得ながら、継続性のある事業として構築していきたい。そして市民の郷土愛を育み、北九州に住み続けたいと思う人を増やしていきたい。」と原賀さんは語る。


北九州まちづくり応援団株式会社

〒802-0007 北九州市小倉北区船場町2-10 近藤会館3F

TEL 093-541-0191 FAX 093-541-0193

E-mail:haraga@kitakyushucci.or.jp(原賀一博さん)

ueno-kmo@leo.bbiq.jp(上野由里代さん)



記事:北九州市立大学 竹本梨佐・宮崎夏美

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