スポーツを通じた健康づくりと地域交流の場 ~北九州市障害者スポーツセンター「アレアス」~

最終更新: 2019年1月13日



北九州市障害者スポーツセンターアレアスは、北九州市で唯一の障害者が優先利用できるスポーツ施設である。老若男女問わず幅広い世代が施設を利用しており、1日の利用者数は約300~700人。平成27年度の総利用者数は20万人を超えている。


館内には多数の器材を擁するトレーニング室、エアロビクスやヨガといった教室で使用されるスタジオ、プール、卓球室、STT室(視覚障害者の方専用の卓球室)、講習会や大会が行われる際の控え室として利用されている会議室、車椅子バスケットボールやボッチャといった障害者スポーツのチーム(約15チーム)や障害者福祉事業所が利用している体育館がある。


バリアフリーに配慮した設備として、スロープやエレベーター、オストメイトに対応した多機能トイレ、家族単位などでの利用が可能な家族更衣室などが配備されている。また、他のスポーツ施設の水温が25度前後であるのに対して、アレアスのプールは体温調節が困難な方のために、水温を30度前後と温かくしていることも特徴である。





また、アレアスでは、ボッチャや卓球バレーといった障害者スポーツの用具、障害のある方に対して水中での動きを補助する用具、歩行が困難な方向けに水中用車イス等の貸し出しを行うとともに、指導員を派遣しての障害者スポーツの出張教室を行っている。さらに、北九州市発祥のふうせんバレーボール大会や、車椅子バスケットボール国際大会の事務局として、北九州のみならず世界に向けた障害者スポーツの発信も行っている。


その他にも、障害のある方に対応した教室として成人向けのトレーニング教室や障害児向けのリズム運動教室、空手教室などが開講されている。プールでは泳ぎの上達を目指したレベルアップ水泳教室や水泳経験の少ない障害のある方を対象とした入門水泳教室など、障害児から成人まで幅広く受け入れている。また、北九州市内のプールや体育館等で行う巡回教室や季節に合わせたフルーツ狩り、トレッキング教室、夏季には納涼祭といったイベントも行っており、地域の交流の場ともなっている。なお、障害者向けの教室は障害者手帳を持っている人は基本的に無料で参加することができるが、定員を超えた教室は抽選になることもある。


一方、“障害者スポーツセンター”という名称とはなっているものの、障害者専用の時間帯以外であれば障害のない人も利用可能であり、一般向けの教室も休館日の火曜日を除いて毎日開催されている。月額4,000円の会員になると、館内のほぼすべての施設が利用可能となり、一般向けの教室にも自由に参加することが可能だ。


通称の“アレアス”の由来は、2012年に施設が完成する際に、公募による北九州市民の応募作の中からアレアスが最優秀作に選定されたことによる。“アレアス”のアレは、ドイツ語で「みんな」を意味する「alle(アレ)」、アスはアスリートの「アス」、「明日(未来)」という意味を持ち、「障害の有無に隔たりなく、みんながアスリート、みんながスポーツを楽しめる、そして未来に生きがいを持てる」という想いが込められているという。


職員の日高さんは「アレアスでの運動を通じて障害の有る無しに関わらず、誰もがお互いを尊重しあえるような場所にしたい」と語る。皆さんも施設をまずはご覧になってはいかがだろうか。


※改修工事により、2017年2月1日から3月31日まで、一部のスタジオ及びトレーニング室が利用不可となっております。


【問い合わせ】

北九州市障害者スポーツセンターアレアス

〒802-0061 福岡県北九州市小倉北区三郎丸3丁目4-1

TEL:093-922-0026 FAX:093-922-0041

URL:http://kitakyushu-ssc.jp/

利用時間:9時~21時

休館日:毎週火曜日(祝日の場合は開館)

障害者専用日:①毎週木曜日12時~21時②毎週日曜日 9時~12時

(体育館・小スタジオ・会議室・多目的室は除く)


記事:北九州市立大学 迎田晶

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