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多彩な人や文化が集まる港まち門司港ですてきな出会いと思い出を ~ゲストハウスPORTO(ポルト)門司港~



港まちとして栄えてきた門司港。その港まちの中でも、昔ながらのレトロな建物が数多く立ち並んでいる門司港レトロの近くにあり、門司港ならではの多様な人や文化などといった門司港らしさを味わってほしいと始められたのが「ゲストハウスPORUTO(ポルト)門司港」である。今回は、PORTOの宿主である菊池さんにお話を伺った。


菊池さんが言うには、「門司港は日本一早く栄え、日本一早く衰えたまち」である。昔は港まちで多くの人が訪れていたが、人口減少や産業の衰退などもあり住んでいる人たちの元気がなくなってしまっているらしい。PORTOには、門司港を元気にしたい、住んでいる人たちに少しでもいいから、希望を与えられたら嬉しいという、菊池さんの思いが込められている。

菊池さん曰く、門司港では、今でも外から来る人を受け入れやすく、門司港に住む人たちも観光客などが来てくれくることがとても楽しみであるそうだ。そんな港まち門司港でPORTOを運営するからこそ、人と人をつなぐ場、地域の人とのコミュニケーションを築く場としてあるべく、門司港ツアーなどのイベントを開催している。



門司港ツアーは、SNSなどを通じて紹介してきた門司港やその周辺のオススメスポットを、はしごツアーでまわるイベントである。このようなイベントを通し、地域の人たちとの交流ができ、PORTOに訪れた人も楽しい思い出ができるはずだ。そしてなにより、門司港に住む人たちがそれを楽しみにしている。今ではPORTOのTシャツを着ているだけで、まちを歩いていると、笑顔で声をかけてくれる人がいたり、お店でサービスなどをしてくれたりするそうだ。

門司港にしかない美味しいお店や門司港でしか味わえない昔ながらのまち並みがあるおかげで、PORTOは宿泊客からも愛される宿となっている。PORTOは人と人の交流を増やし、地域を元気にすると同時に、PORTOや宿泊客は門司港の風情や地域の人に元気をもらっているのだ。


PORTOを始めて、若い従業員や宿泊客が増えていることなどから、菊池さんは「住んでいる人に、『まちがまた賑わうかも』『今よりもっと良くなるかも』などの希望を少しだけでもいいから感じてもらえたら嬉しい」と言う。まちの人たちに愛されるゲストハウスPORTOに、ぜひ一度足を運んでみて門司港の文化や人の暖かさを味わってほしい。住民と観光客との交流や、地域交流が盛んになることにより、門司港が今よりもっと賑やかで、住みやすい港まちになるだろう。



■お問い合わせ先

門司港ゲストハウス ポルト

福岡県北九州市門司区東門司 1-10-6

info@moji-porto.com

093-342-9938



記事 北九州市立大学 居場智信・竹本梨佐

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