こんにちは。Kokulikeです。
今回は「北九州モビリティデザイン研究会(以下、モビデザ)」が月に2回行っている『Keeple』に潜入してきました!
社会人代表の濱田千夏さんと、学生代表の濱田圭奈子さんにお話も伺ってきましたよ!
それではさっそく本題に入りましょう!
そもそも、『Keeple』ってなに?と思った方も多いと思います。『Keeple』とは、keep×people、key×people、keep×leftの3つの意味を持つ造語で、自転車の違法駐輪禁止やツーロックの啓発を目的に作られた活動です。 そんな『Keeple』を始めたきっかけは、小倉の街の放置自転車があまりにも目立っていたから。
放置自転車が多いと景観が悪くなるだけでなく、なんと自転車盗難などの軽犯罪も増えるという統計も出ているんです!!
そこでモビデザは、放置自転車の整理や啓発チラシ・物品の配布を行うようになりました。そう、これが先ほどから何度も出てくる『Keeple』です!この活動を始めてから、実際に軽犯罪が減少しているそうですよ。
『Keeple』の学生リーダーとして活躍する北九州市立大学3年の濱田圭奈子さん(以下、圭奈子さん)は、活動する中である気づきを得たと言います。
それは、「小倉の街に放置自転車が多い原因は、マナーを守らない人が多いからだけでなく、そもそも駐輪場が街なかに少ないから。」ということです。
そこで、圭奈子さんは『Keeple』の活動の引退が迫る今年、『Keeple』というソフト面の対応だけでなく、駐輪場を増やすというハード面での対応にも取り組んでいます。NPOタウンモービルネットワーク北九州や北九州市、警察と協力して、街なかに駐輪場を設置する取り組みを進めています。
北九州市立大学と一緒に『Keeple』の活動に取り組む「NPO法人タウンモービルネットワーク北九州」に所属している濱田千夏さん(以下、千夏さん)は、大学生のころにこの団体とかかわりをもち、事業方針に共感して就職されたそうです。 千夏さんも圭奈子さんの挑戦している活動を、社会人目線でサポートしています。駐輪場は無料にするのが一番良いかと思いきや、そこに人が殺到するようになり、景観をきれいにしたいという目的を達成できないという問題が出てきます。そこで、買い物客へは最初の2時間無料でそれ以降を高く設定し、通勤利用者には1日100円のコーナーを作るといった利用者の目的に合わせて使い分けられる駐輪場を作っているそうです。 経験を積んでいるからこそわかる知識を駆使して、圭奈子さんと小倉の街の景観を良くしてくださっています。
ここまで読んで、ぜひこの活動に参加したいと思ったあなたに朗報です!
『Keeple』は月に2回開催されていて、一般の参加者も大募集中なんです!
私も何度か参加させていただきましたが、ただ活動するだけでなく、警察の方や市役所の方、学生との交流もできてとても楽しいですよ!
なんといっても、小倉の街がきれいになっていくのを自分の目で確かめられるのが醍醐味です。
詳細はこちら 〔日時・場所〕 毎月第一金曜日朝7時30分~ 集合場所:小倉駅の祇園太鼓像前 毎月第三水曜日夕方18時~ 集合場所:コレット前のシティバイク駐輪場 活動時間は1時間ほどです。
さらに詳しい情報は 「Keeple」のホームページもしくは
北九州モビリティデザイン研究会Facebookページへ!! HP:http://www.npo-ktmn.com/keeple/ Facebook:https://www.facebook.com/mobidesi/
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