チャイルドライン北九州 〜子どもが安心して話ができる“心の居場所”〜

チャイルドライン北九州は、18歳までの子どものための電話相談先である。理事長を務める河嶋さんは以前、「子どもの権利条約 市民NGOレポート」を作成する活動をされていた。子どもの権利条約第12条には「子どもの意見表明権」が謳われているが、このレポートに子どもの声が反映されていないのではないかと感じたという。

そこで河嶋さんは、子どもが自らの思いを語れるツールを作ろうと、2003年にチャイルドライン北九州を開設、2013年にはNPO法人化した。

〈チャイルドラインリーフレット〉


チャイルドラインにかかってくる電話の内容は、問題解決を求めない、ただ話を聞いてほしいというものであったり、辛い悩みを打ち明けたりと様々である。

常に子どもの周りの環境は変化し、それは相談内容に反映される。最近は「死にたい」、「生きている意味が分からない」と心を病んだ子どもからの電話や、虐待やSNSの問題についての電話が多くなってきた。こうした相談内容の変化に対応するため、定期的に研修が行われている。

〈チャイルドライン北九州発行 「わいわいニュース」〉


河嶋さんが相談を受ける時に心掛けているのは、まず「聴く」ということだそうだ。「決して助言をするのではなく、一緒に考える。決めるのは本人。電話をかけてくれる子どもの気持ちに寄り添うことが大切。」と河嶋さんは言う。電話の向こうの子どもたちとは一期一会であり、話を聴いた後にその子の問題が解決したのかどうか知ることはできない。そんな中でも、「話を聞いてくれてスッキリしました。ありがとう」の声が聞けた時にはこの活動を続けていて良かったと思えるそうだ。


チャイルドライン北九州は現在、大学生~70代のボランティアによって運営されている。全員3ヶ月間、30時間の研修を経て電話対応をする。さらに来年からはチャットの活用も本格的に始まる。チャットでの対応には聴覚や発声に困難を抱える子どもにとって役に立つという強みもあり、チャイルドライン北九州は利用者にとって更に身近な存在となるだろう。

〈北九州市、福岡県下の小中高へのチャイルドライン・カード発送作業〉



【NPO法人 チャイルドライン北九州 】

福岡県北九州市小倉南区徳力四丁目4番7-1206号

問い合わせ先:kawashima@kitakyu-u.ac.jp(河嶋静代さん:理事長)

URL: https://childline.or.jp/ (NPO法人 チャイルドライン支援センター)



記事:北九州市立大学 藤井茉衣・新屋美奈

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